令和7年度 第19回 復職支援研修を開催しました。

午前の講義:「採血・輸液管理と実際」
田北病院より講師を招き、講義をしていただきました。採血(真空管採血を含む)、採血管の取り扱い、注射(静脈注射・筋肉注射等)、輸液管理(輸液ポンプおよびシリンジポンプ)について、デモンストレーションを交えて説明されました。その後、時間の許す限り採血の演習を行い、受講生の質問に講師から丁寧に回答をしていただきました。
受講生は「モデルを用いて演習したことで、体の感覚を思い出し、最近の器具に触れて大変勉強になりました。」「働いていた時から検査値の読み取りが苦手でしたが、採血データのアセスメントがとても分かりやすかったです。」「採血手技も先生に見てもらう事で、無意識に行っていた癖に気づくことができました。」「講師の経験を交えた説明でイメージしやすく、時間があっという間でした。実技も時間いっぱい行え、物品も十分に使用できてよかったです。」などの感想をいただきました。

<講義内容> ①採血データから分かること ②採血管の種類について ③採血、注射、輸液(点滴)の手技について ④採血、輸液(点滴)の合併症について ⑤輸液の種類と基本について

 

当研修は6月3日より開始し、19日間で全38講座を無事に終了することができました。講師からは受講生の前向きな姿勢に感銘を受けたとの声が聞かれました。講義を担当いただいた講師の皆様に深く感謝いたします。また、熱心に受講された受講生の皆様が、今後看護の現場でご活躍されることを応援していきます。 (奈良県ナースセンター)