ごあいさつ

会長挨拶

変革の時代の中で「県民の健康で幸福な生活の実現に貢献する」という使命を果たすために!

少子・超高齢社会を迎え、限られた財源で、国民が質の高い効率的な医療と、状態に応じた適切な介護を受けられるように、診療報酬・介護報酬の同時改定が行われたところです。
現在、奈良県では、高齢化に伴う医療費の高騰や保険料の値上げ等が問題になっています。
奈良県知事は、「奈良県を健康長寿日本一に!」と提唱し、(H28年、男性3位、女性18位)介護予防、重症化予防に向けて、看護職に大きな期待が寄せられています。 また、医療提供体制として、救急医療・高度医療に責任を持って対応する「断らない病院」と、在宅医療や介護施設と連携し、地域包括ケアシステムを支える「面倒見のいい病院」が、役割を分担しながらも連携を強化して患者を支えていく 「奈良方式」が打ち出されました。

奈良県看護協会は、この変革の時代の中で、「県民の健康で幸福な生活の実現に貢献する」という使命を果たすために、鋭意に活動を進めてきました。



この一年間の主な成果は、

  1. 地域包括ケアシステム構築に向けて、地区支部を地域医療構想区域と一致させて活動を開始し、職場を超えた看護職の顔の見える関係や多職種連携が進展
  2. 組織強化、会員拡大をめざし、加入率の低い看護領域(介護・福祉関係施設・診療所等)の組織団体を訪問し、研修案内や入会方法を説明し、協力を依頼
  3. 切れ目のない看護をめざし、新看護サマリー(急性期・回復期・在宅)の作成と普及
  4. 看護人材確保に向け、復職支援研修、ミニ就職相談会の充実、等々です。

今後取り組む課題は、ともに働く看護の仲間を増やし、どのような健康状態の方にも、「奈良で 暮らせて良かった」と思っていただける体制を整え、あらゆる領域の看護の質を向上さ せることです。そのためには、看護労働環境を改善し、離職を防止すること、そして、新しい就業者を増やすことが重要です。まず、中小規模病院を中心にアウトリーチ(訪問支援)を行い、働き続けられる職場環境づくりを推進していきます。
また県外就職率の高い看護大学の就職説明会に参画し、看護学生に奈良で働く魅力をアピールし、県内就職を勧めていきます。
おかげさまで、現在、奈良県の看護協会入会率は、全国でトップを維持しております。
今後は、地域医療の中心となって活躍中の、介護・福祉関係施設や診療所等にお勤めの看護職の方々にも関心の高い研修を企画し、参加しやすい方法を検討していきたいと考えております。
皆さまからの貴重なご意見や、ご要望をお待ちしております。

平成30月6月