新型コロナウイルス感染症対応看護職員等の人材確保のための「潜在看護職研修」が始まりました。

今年度は新しく、新型コロナウイルス感染症対応に従事が可能な看護職の人材確保を目的とし、「新型コロナウイルス感染症対応潜在看護職研修」を開催しました。

《研修内容》
・午前:全国版
①軽症・中等度のCOVID-19肺炎の治療と観察のポイント
②新型コロナウイルス感染症患者の看護(軽症~中等症)
③新型コロナウイルス感染症の感染対策
・午後:奈良県版
④新型コロナウイルス感染症の基礎知識・検査・治療
⑤感染管理・感染予防に関する知識・技術・医療現場の環境、最新の看護知識
⑥手洗いチェック等の実技研修
※①~⑤ビデオ研修になります。

2019年コロナウイルスの発生から現在までの感染状況・オミクロン株の経過・軽症から中等症の看護にポイントを絞って学びました。ウイルスが変異することで症状は様々であり、早期発見・早期対応が必要不可欠となります。早期対応することで予後が大きく変わる事を知り、問診と観察がとても重要になる事を改めて感じました。参加者からは、「年齢的に最前線では働けないが、コロナのために何か力になりたいと思って参加した。問診や観察のポイント、マスクの装着など、知っているつもりでいたけれど、再確認することができて良かったです。」と感想を述べられました。参加対象に制限(非常勤・常勤も可)はありません。新型コロナウイルス感染症の対応に興味のある方は、奈良県看護協会HPより研修要領をご確認の上、奈良県ナースセンターまでお申込みください。

4月28日様子1