管理職のためのハラスメント対策~患者ハラスメントの対策について~

看護労働環境改善推進委員会は、11月9日、管理職のためのハラスメント対策~患者ハラスメントの対策について~の研修会を開催いたしました。県内医療施設より看護管理者及び事務職員49名の参加があり、講師は、奈良県勤務環境改善支援センター SZK社会保険労務士事務所 社会保険労務士 中村静子様をお招きし、前半は講義、後半は質疑という形で研修が進みました。
講義は、「ハラスメント」についての基本や対策を確認する形で、事例を交えながらお話をいただき、後半は参加者からの質問に答えて頂きました。参加者からは、現場で困っている現状を話し、どのように対応すればいいのか、また患者家族から受ける過度な要求等に対して、どこまで対応をすべきなのかなど多くの質問がありました。 講師からは、出来ること出来ないことの、院内ルールを明示することで毅然とした対応を取る事が大切などの具体的なアドバイスを頂きました。
当委員会では今後も、ハラスメントだけではなく、看護職が働きやすい環境を整えるための一助となるような研修会を企画していきたいと思っています。
(看護労働環境改善推進委員会 小田)