8月29日(木)第8回復職支援研修を開催しました。(奈良県立医科大学教育開発センタースキルスラボ)

奈良県立医科大学附属病院から救急看護認定看護師を講師に招き、フィジカルアセスメント(脳神経評価・呼吸機能評価・循環機能評価・消化器機能評価)と、急変とは、BLS(気道確保・人工呼吸・胸骨圧迫・除細動)についての講義をしていただきました。
モデル人形を使っての実技が中心の講義で、午前は異常呼吸音(捻髪音・水泡音・笛音)を確認し、午後は胸骨圧迫、バック・バルブ・マスクの使用、AEDの使用を体験しました。講師は、「急変を発見したら、まずは応援を要請してください。熟練者でも一人では何もできません。人を集めて、適切な指示のもとにそれぞれが役割を果たすことが大切です。」と話されました。受講者は、「とても臨床に近く、実際に現在の仕事に生かす事ができる内容でとても良かったです。」「どういう病態変化があるからそうなるのかと説明してくださりわかりやすかったです。」「講義の内容もとてもわかりやすく、救命の実習も出来てよかった。特にマスク換気を練習出来る機会が初めてだったので良かったです。」等の感想をいただきました。
急変時の看護では、医療・福祉の施設で勤務していると、その場に遭遇することもあり、医療従事者として必要な技術です。実技ではグループになり、自分の役割を理解して、それぞれ声を掛け合いながら安全に目の前にいる患者様の救命処置に対応する学びができました。本日の研修では。一度学んだから即実行できることではありませんが、知識を身につけることで色々な場面で役立てることが出来ると思います。(奈良県ナースセンター)

8月29日様子1