令和5年度第6回復職支援研修を開催しました。

2021年世界の糖尿病人口は5億3700万人、成人の10人に1人が糖尿病患者です。それ以外に、糖尿病の診断を受けていない方、治療に繋がっていない方はたくさんいます。糖尿病看護認定看護師を招き、動向・病態・診断・検査・合併症・食事療法・運動療法・薬物療法・災害時の対応・フットケア等について講義をしていただきました。実技体験では自己血糖測定を実施、患者役と看護職の両者を体験しました。
講師は「看護者の役割は、患者と家族への的確な情報提供者であるとともに、生活調整の援助者であり、さらに患者自身が病気を受け止め、生活を調整するにあたっての心理・社会的支援者です。」と講義されました。
受講者は「精神面も含めた患者指導を、具体的に教えて頂けて良かったです。」「災害時の対応を考えた事なかったので、これからは必要だと実感しました。」「初めて自己血糖測定をして、穿刺をメモリ1に設定しているだけでも緊張したので、患者様の気持ちが理解できました。」「フットケアの大切さを知り、新商品や参考文献も今後の参考になります。」などの感想をいただきました。糖尿病を持つ人と話す時は、尊敬・傾聴・禁止の禁止・提案・深慮・人生の目標に注意することが大切であると知り、自身の看護を振り返る機会となりました。

 

*復職支援研修後半の申込は、8月1日(火)9時 奈良県看護協会ホームページのQRコードからお申込みください。離職中で、復職の予定がない方でも研修に参加してみてください。
(奈良県ナースセンター)

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