令和5年度第5回復職支援研修を開催しました。

救急看護認定看護師を講師に招き、フィジカルアセスメント(脳神経評価・呼吸機能評価・循環機能評価・消化器機能評価)、急変とは、BLSについて講義をしていただきました。午前の実技では、モデル人形を使って異常呼吸音(捻髪音・水泡音・笛音)を確認しました。午後の実技では、モデル人形を使って胸骨圧迫、バック・バルブ・マスクの使用、AEDの使用を体験しました。

講師は「診断をするのは医師ですが、患者様の一番近くで異変に早く気付くことができるのは看護師です。少しでも苦手意識をなくし、経験値を高めてほしいです。」と話されました。受講者は「実際に呼吸音を聴診させてもらい、自分の耳で違いを知れて良かったです。呼吸音の違いがわかりづらく、聞き慣れる事が大事だと思いました。」「離職期間が長いため、言葉や数字を思い出すことに必死でしたが、とても勉強になりました。最新のBLS、ALSの方法を確認出来て良かったです。」「バック・バルブ・マスクの使用方法を、具体的に教えていただき出来るようになりました。」などの感想をいただきました。

誰もが遭遇する急変では、医療関係者の力が発揮できます。実技ではグループになり、自分の役割を理解して、それぞれ声を掛け合いながら安全に目の前にいる患者様の救命処置に対応していました。(奈良県ナースセンター)

7月6日様子1

7月6日様子2