令和4年度 第13回「復職支援研修」を実施しました。

奈良県立医科大学スキルスラボ棟で、奈良県立医科大学付属病院の救急看護認定看護師より、「フィジカルアセスメント・急変時看護」の講義をしていただきました。
午前は、フィジカルアセスメント・脳神経評価・呼吸機能評価・循環機能評価・消化器機能評価の講義と、デモ機を使って3種類の肺音(水泡音・捻髪音・笛音)を聴取しました。午後は、急変時の第一印象の把握・生理学的評価・解剖学的評価・BLSの講義と、デモ機を使って意識レベルの確認・胸骨圧迫・マスク換気・ADEの実技をしました。実技では、体験を踏まえながら方法とポイントを細かく指導をしていただきました。
受講者からは、「3種類の肺音の聴診ができ、どれも患者様には苦痛だと感じた。胸骨圧迫の強さやリズムは、実践してみないとわからない感覚でした。現場での話はとてもわかりやすかった。身体の観察ポイントが再確認でき、今後に役立ちそうです。」などの感想を述べられました。昨年度は、感染拡大のため急遽中止になりましたが、今年度は多くの受講希望をいただきました。人数を制限しての開催でありましたが、観察のポイントを再確認でき、実技を通して復職に向けて少し自信をつける機会となりました。(奈良県ナースセンター)

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