R3年度 第15回「復職支援研修」を開催しました。

午前は、いこいの家訪問看護ステーションから講師を招き、「訪問看護の実際」の講義をしていただきました。現在患者様は治療途中で退院し、在宅で治療が継続されています。またコロナ禍で病院は面会を制限しているために看取りを在宅で希望される方も増えています。そのため、訪問看護の対象は、治療中の方から、回復期、ターミナル期の方と多岐に渡ります。講師からは、「患者様と家族の不安を取り除き、看護師さんが来てくれるから大丈夫と思っていただけることが大切です。」と話されました。受講者からは「訪問看護は難しいと思い込んでいたが、多職種とも連携しながら情報を共有し看護していることを知り、訪問看護に興味を持った。」と感想を述べられました。

午後は、香芝生喜病院から講師を招き、「排泄ケア」のタイトルで排泄のしくみ・排尿障害の観察とアセスメント・ストーマケアの実際を講義していただきました。実技では残尿エコーの使用方法とストマ装具の装着を体験しました。受講者からは「身近な排泄でも十分知識がなかったのでとても勉強になった。排尿障害のアセスメントポイントがよく理解でき、今後に役立てたい。」と感想を述べられました。(奈良県ナースセンター)

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