令和5年度第18回復職支援研修を開催しました。

リハビリ訪問看護ステーションルピナスから訪問看護認定看護師を講師に招き、対応となる対象者・介護職員による吸引・吸引の基礎知識・吸引の実際などについて講義をしていただきました。実技では、鼻腔・口腔・気管カニューレからの吸引を演習しました。
受講生は「介護福祉士等の方も吸引施行できることやナースは指導する立場になっていることを知り、もっと学習して経験を積まなければと感じました。」「痰の吸引でも状態を悪化させる可能性があり、自分にとって怖い処置の1つでしたが、モデル人形を使用しての演習で少し自信がつきました。」「吸引の演習をできたこと、疑問に思っていたことや、今の手技はどうなのかというところを聞けて勉強になりました。」などの感想をいただきました。
離職期間が長い方にとって吸引は不安もありましたが、講師の説明を聞き、モデル人形を使用して演習ができて自信がついたようです。在宅では、家族の経費削減が大切になりますが、感染予防や病状悪化予防のためエビデンスに沿ってすることの重要性を学ぶ研修となりました。(奈良県ナースセンター)

12月12日様子1