令和4年度 第17回「復職支援研修」を実施しました。

午前は、関西学研医療福祉学院より講師を招き「記録の書き方・計画の立て方」の講義をしていただきました。
看護記録の目的・約束・取り扱い・看護計画の立案とケアについて事例を通して説明されました。講師は「職種が異なる者でも理解できるような用語・表現を選んで記載することが重要です。」と話されました。受講者は「自身の記録が経時記録しかできていなかったことに気づきました。様々な理論をもう一度学び直したいという意欲がでました。自身の考えを言語化することの大切さを理解しました。」などの感想を述べられました。
午後は、ハローワーク大和高田より講師を招き「面接の方法・履歴書の書き方」の講義をしていただきました。履歴書・職務経歴書・添え状の記入方法と注意点、面接の注意点について説明されました。講師は「応募者が内定をもらうために、面接中にできないこともできると言ってしまうことが多くあります。入職後に相違が生じるため、できないことはできないと伝えることが重要です。」と話されました。受講者は「社会人としての常識を知ることが出来てたいへん勉強になりました。採用いただける魅力的な書類が書けるようにしたいです。」などの感想を述べられました。
ハローワークの講義時間が短いため、受講者より要望の多い採血練習を実施しました。今日も受講者から講師にたくさんの質問があり、事例を通して丁寧に返答いただきました。これは受講者の前向きな姿勢が伺われ、直ぐには復職できないが、今後看護職として復職したいという思いが伝わってきました。(奈良県ナースセンター)

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