2010年日本看護学会

ごあいさつ

 

学会テーマは「超高齢社会を支える看護の専門性を問う」

 

第41回日本看護学会―老年看護―学術集会を奈良で開催できますことを、奈良県看護協会の会員一同、たいへん光栄に思います。

 

本学術集会のテーマは、「超高齢社会を支える看護の専門性を問う」としました。今後ますます高齢化が進み高齢者の一人暮らしや老々介護の増加など高齢化にともなう課題は山積し、高齢者が安心して暮らせるために、生活に密着した社会福祉の充実が求められております。私たち看護職は、家族を含む多くの職種と協働し、高齢者のQOLに基づくケアを実践する中で、「看護の果たすべき役割」を模索・確認し、「看護の専門性」を他職種の人達をはじめとして社会に発信していかなければなりません。

 

このような状況をうけて、特別講演は、「超高齢社会の現状と課題」について、関西福祉科学大学社会福祉学部教授、浅野仁先生にご講演いただきます。 また、近大姫路大学学長、南裕子先生から「チーム医療における看護師の新たな挑戦」と題しての基調講演を頂きます。シンポジウムでは「高齢者のQOLを追求するー今、果たすべき看護の役割」について講師それぞれの立場から提言いただき、参加者とともにこれからの看護について議論し学びあう場にしたいと思います。

 

様々な「超高齢化」に伴う課題に取り組み、研究していくことは、看護の新しい分野の開拓へと繋がっていくと考えます。今回の学術集会は、この新しい看護への挑戦です。研究演題は、口演91題、示説114題が発表されます。新たな知見が得られ、学会参加の皆様に大きな成果がありますようにと祈念いたします。

 

奈良県では、今年「平城遷都1300年祭」が開催されています。「古の奈良の都」を垣間見ていただき、初秋の古都を体感していただけることと思います。多くの方のご参加を心よりお待ちしております。
本学術集会開催にあたり、ご支援・ご協力いただきました関係者の皆様に心からお礼申し上げます。

 

第41回日本看護学会―老年看護―学術集会会長  寺川 佐知子
(社団法人奈良県看護協会会長)

 

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